AmazonのFBAを利用すると、商品が売れたときにAmazonが発送をしてくれるし、在庫管理もしてくれるので、セドラーの作業負担が軽減します。
しかし、FBAを使っていて儲からないことがあります。
ここでは、どうしてFBAで儲からないのかと対処法を紹介します。

儲からない原因は手数料

FBAを利用するには手数料がかかります。手数料の内訳は、発送代行手数料と在庫保管手数料です。
発送代行手数料は、Amazonがあなたに代わって発送をしてくれる手数料です。Amazonは、梱包と発送をあなたに代わって行ってくれます。
この手数料の中には発送料金も含まれています。

FBAを利用する場合は、Amazonの倉庫に商品を送り届けます。
在庫保管手数料は倉庫で保管する際にかかる手数料で、商品の保管日数や商品サイズによって計算されます。また、季節によって在庫保管手数料が変わります。

FBA利用にかかる手数料は、商品のサイズが大きく利用期間が長くなるほど高くなります。たとえば、特大型サイズ4(寸法260cm未満、重量50kg未満の商品は、在庫保管手数料が個数あたり6250円です。

思いもよらず、手数料がかかっていることがあるのです。
手数料の計算にミスがあったり、価格競争のことを考慮に入れていなかったりすると、赤字になる恐れがあります。

軽くて小さな商品を選ぶ

FBA手数料を抑えたいなら、軽くて小さな商品を選ぶことをおすすめします。
軽くて小さな商品なら、FBA倉庫までの発送料を抑えられ、在庫保管手数料も抑えることができます。
vたとえば、小型サイズ寸法25 x 18 x 2.0cm未満、重量250g未満の商品なら、在庫保管手数料が個数あたり282円です。

利益率を考える

FBA手数料込みで利益率が20%以上の商品なら、価格競争に巻き込まれたとしても利益を出せることが期待できます。
「早く仕入れないとライバルに取られてしまうかもしれない」など焦りがあると、利益を計算せずに仕入れてしまいがちです。落ち着いて判断をして、利益率を考えて仕入れるようにしましょう。

仕入れコストを抑える

FBA手数料のコストの分をカバーするためには、仕入れコストを抑えることも大切です。
少しでも安く仕入れるためにはリサーチがかかせません。
リサーチには時間と手間がかかりますが、こういった作業の手間を惜しまない人が稼げる人といえるでしょう。
また、楽天ポイントやクレジットカードのポイントを利用して仕入れることでも、コストを抑えることができます。